今後、民家等の修景改修を進める上で、まずは公共施設の修景からはじめ、その修景事業のモデルとなるよう、柏原生涯学習センターの修景改修工事が行われた。
建物は昭和30年代に建築されたマッチ箱のようなRC2階建ての建物。その前面に木造軸組のスクリーンを立て、町家のつくりでは「先発型」といわれる断面形をつくり、その壁面に格子戸、瓦葺きの庇、白壁等をつけ、歴史的町なみに配慮した外観の修景を行っている。
修景前
修景後