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伊吹山麓の集落、大清水に建つ小住宅(約16坪) は母屋の北側に離れとして、終の棲家として計画された。
母屋の北側にあることから、通常の切妻屋根では、太陽光が建物内に入り込まないため、片流れ屋根として、南へ向けて屋根を上げている。
住居内の家具(椅子・テーブル等)は、建築主の息子さんである、家具作家 宮川 大さんによる製作です。
滋賀県の補助事業である『木の香る淡海の家推進事業』の補助を受け、滋賀県産の柱 計47本の桧柱の贈呈を受けている。それと同量以上の県産材を使用するため、梁・桁・棰木は、県産材の杉を使用し、室内にあらわしている。
補助事業のための見学会で、来場された方が外壁・窓枠・戸袋・天井等多くの場所に無垢の杉が使用されていることに驚かれていた。
私達は、この家づくりに限らず、すべての住宅で当り前のように無垢の木を多用しているため、それは自分達にとっても以外な驚きであった。 |
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