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霊通山清瀧寺徳源院は、1283年京極家初代氏信の草創で、鎌倉時代から江戸時代にかけて伊吹山麓に栄えた京極家の菩提寺です。
境内にある「道誉桜(県指定名木・2代目)」は婆婆羅大名として名をはせた第5代高氏(道誉)が植えたと伝えられ、「三重の塔(県指定文化財)」は第22代高豊が1672年に建立したものです。境内裏手の山麓には歴代京極家当主の墓碑が並びます。
十八基の上段の宝篋印塔と第19代高次の石廟は、昭和7年に国の史跡に指定されましたが、平成11年に墓地全域が国の史跡に再指定されました。また、三重の塔は県の史跡、庭園は県の名勝に指定されています。
春の桜、初秋の萩、晩秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の変化もみものです。
今回、書院の改築(一期工事)と本堂の改築(二期工事)が行われました。
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