成菩提院 地蔵堂改築
JR柏原駅の北に位置する天台宗寺院。 最澄が東国巡行のとき(815年)に立ち寄り開いたといわれる名刹。
中世には柏原談議所と称され、天台宗の学問寺であったところ。 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康からそれぞれの寺領の寄進を受けている。 信長は1568(永禄11)年にここに宿泊し、秀吉も3度宿泊している。
境内には、本堂・客殿・若殿・鐘楼・庫裡・地蔵堂が配置され、今回、その中で老朽化し、破損の激しかった地蔵堂の改築を行なった。
改築においては、旧地蔵堂の向拝部分にあった虹梁・蟇股・木鼻・手挟・斗・肘木の部分を再使用している。
地鎮・上棟・落慶法要は古式に則って行われた。
山門
本堂(右奥に地蔵堂)
改築前の地蔵堂
改築前の地蔵堂
改築前の地蔵堂内陣
再使用した虹梁・木鼻・蟇股・手挟・斗・肘木(再使用前)
改築した地蔵堂
改築した地蔵堂
再使用した虹梁・木鼻・蟇股等
地鎮祭
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