匠工房は、身近な自然(光・水・風など)との共生をテーマに、こだわりを持った家づくりをしています。
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湯屋複合施設  

 
 

サービス付高齢者向け住宅「もくれんの小径」・・・東近江市 湯屋

2011年4月の「高齢者住まい法」の改正で、生活相談と安否確認のサービスが義務付けられた民間のバリアフリー構造の賃貸住宅である。
法改正後、滋賀県内で第1号に登録されている。
運営は、特別非営利活動法人(NPO法人)「絆」がおこなっている。
「もくれんの小径」では、洗濯や入浴といった生活支援に加え食事や介護のサービスを受けることも可能である。
サービス付高齢者向け住宅は、賃貸なので「施設へ入る」というイメージがなく、自由な時間とプライバシーが確保されていることから自分の家と同じ感覚である。
高齢者の住まいの選択肢は広がりをみせ、高齢者にとって新たな「終のすみか」探しが始まっている。

 「もくれんの小径」の概要
構造   鉄骨造4階建
建築面積  582.85㎡
延べ面積 1950.87㎡(45室)

 
 
外観
 
 

障害者就労支援施設「湯屋の里」・・・東近江市 湯屋

  • 福祉やまちづくりの分野で、ソーシャルビジネスが広がりつつある。
    ※ソーシャルビジネスとは、行政が担うことが難しい社会的問題を事業活動(ビジネス)を通して解決を目指す組織のこと。
  • 障害者の親は「自分が生きている間は、1日でも長生きして子の面倒をみる」という。だが親がいなくなった後はどうするのか。-障害者の親は、将来にその不安をもつという。
    障害を負った人の自活を促そうと職業訓練で簡単な工作物などをつくる福祉作業所は全国にあるが、その製品はバザーなどで販売され市場ルートには乗らないことが多い。
  • この施設では、障害者が自分たちでつくった地産の農産物と品質にこだわった独自の商品(焼きたてパン、牛乳等)をつくり販売、又市場への売るルートを開拓しようとしている。
  • 施設を運営する社会福祉法人は、障害者に相応の月給を支給され、自活できることを目標とされている。
    働いてものをつくり、そして売る喜びを感じることが自立への第1歩と考え、それを実践されている。
    これまでは「そろばん勘定はニの次」になりがちであったが、早々に事業(ビジネス)として継続、安定しソーシャルビジネスの先駆として成功することを心から願っている。

 
 
外観
外観(夕景)
施設内 パン工房
施設内 ミルクプラント
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